沖縄県が9月10日の「下水道の日」に合わせて開催した首里城正殿をモチーフとしたマンホールデザインコンテストで、最優秀賞にグラフィックデザイナーの川平勝也氏(56)=豊見城市=の「世界に誇る首里城」が選ばれた。県はこのデザインのマンホールを1枚製作し、12月ごろに県庁周辺に設置する。
沖縄らしい紅型スタイルと、世界にアピールできるよう「インスタ映え」するカラフルなデザインがポイント。
人気投票の参加者からは「紅型の要素も組み込まれ、首里城を通して沖縄文化そのものを表現している」と評価された。
県は首里城再建の取り組みを広く周知しようと、7月に募集を始め、126作品が寄せられた。