社会

辺野古の海「透明度が悪化」工事で海流遮断が影響? サンゴの状態は良好

潜水調査により「おおむね良好な状態」とされたシコロサンゴ。海水は濁り、透明度は約5メートルほどだった=12日、辺野古崎沖(ダイビングチーム・レインボー提供)

 【名護】沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、ヘリ基地反対協議会ダイビングチーム・レインボーは12日、埋め立て予定地内の潜水調査を実施した。チームの吉岡千絵共同代表(42)は、海水透明度の悪化を指摘した。「(基地建設のための)護岸や造成時の投石などで、海流が遮断されているのが原因ではないか」と話した。観測を続けているシコロサンゴの群体はおおむね良好な状態だった。

 シコロサンゴは最も長い部分が約3メートルで、幅は1メートル、高さは約50センチ。上部には約20センチのシャコガイ、スズメダイなど小魚の群生も確認され、サンゴをすみかにしていた。同チームが2018年に潜った際の海中は10メートルほどの透明度があったが、12日の調査では約5メートルで、海底や周囲の海草には砂が堆積していたという。大規模なサンゴの白化現象はなかった。



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス