琉球新報社 
【名護】新型コロナウイルス影響での業績不振を少しでも払拭（ふっしょく）しようと、名護市大浦区のわんさか大浦パークは17日、名護市役所の駐車場でキッチンカーを活用した物品販売を行った。
わんさか大浦パークが昨年導入したキッチンカーは、これまでは主に同パーク内でのイベント開催時に使用されていた。新型コロナウイルスの影響で、店頭の客の出足が落ち込み、「待っていてもお客は来ない。外へ打って（売って）出るしかない」と、キッチンカーの出動となった。「わんさかプリンセット（カスタード、紅芋、かぼちゃ）」「アメリカンクッキー」などを販売。同僚らの依頼分も含め「わんさかプリンセット」10箱を購入する市役所職員もいた。
同パークの深田友樹英管理責任者（37）は「今後も定期的に外へ出てキッチンカーをフル活用したい」と話した。「わんさかプリンセット」の予約も受け付けている。
同パークは火曜日定休。新型コロナウイルスの影響で時短営業、午前10時～午後5時（土、日、祝日は午後6時まで）。問い合わせは（電話）0980（51）9446。
（嶺井政康通信員）
