海のレジャー事故が減少 沖縄の7~8月、前年40人から26人に


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 第11管区海上保安本部は24日、7月1日から8月31日までのマリンレジャーに伴う海浜事故者数を発表した。事故者数は前年同期の40人から26人に、死者・行方不明者数は同9人から7人にそれぞれ減少した。台風通過前後の強風などの影響による事故も相次いだ。

 第11管によると、事故者数は、シュノーケルを利用した遊泳中は7人、ダイビング中は6人、釣り中は5人、スタンドアップパドルボード(SUP)中は3人などと続いた。SUPや釣り中の事故者は前年同期よりも増加した。ダイビング中やシュノーケルを利用した遊泳中の死亡・行方不明者も増加した。

 8月9日に恩納村の万座毛沖で、台風の接近を知らずに釣りに行った男性2人が遭難し救助される事例など、台風の影響による事故者は7人だった。第11管は海に行く前に警報や注意報などを確認するなど基本的な安全対策の徹底を呼び掛けている。