沖縄セルラー電話は9月30日、9月19~22日の4連休の県内13エリアの人出データを公表した。新型コロナウイルス感染症拡大前の1月25~26日を100とすると、大型商業施設は82~98%まで人出が回復している。一方、観光地や繁華街は55~72%と戻りが弱い。13エリア合計では1月に比べ75%の人出だった。
サンエー那覇メインプレイス、浦添西海岸パルコシティ、イオンモール沖縄ライカムは県の緊急事態宣言中(8月1~9月5日)は1月の5割程度まで人出が落ち込んだが、4連休は那覇メインプレイスが82%、パルコシティが98%、ライカムが87%に回復した。
一方、繁華街の那覇市松山は8月22、23日に1月の48%まで落ち込んだ。緊急事態宣言解除後は回復しつつあるが、4連休は68%にとどまっている。国際通りは72%、美ら海水族館も55%にとどまっている。
KDDIの位置情報分析サービス「KDDI Location Analyzer」からデータの提供を受けた。
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