大米建設、外間氏が専務に 6月期決算は増収減益


社会
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外間清氏

 大米建設は1日、2020年6月期の決算を発表した。売上高は前期比2%増の228億2400万円、経常利益は同42%減の6億9800万円、純利益は同28%減の6億1900万円で増収減益だった。

 平良港や那覇港の港湾工事や宮古島市総合庁舎、石垣市でのホテル建設工事が順調に進み、工事部門の完工高は195億1500万円となった。

 増収は9期連続。人手不足や資材高騰による工事コスト増加と、宮古本店の船舶部門で新たに船舶2隻を購入したことなどで費用が増加し、減益となった。

 9月4日の株主総会と取締役会で決定した役員人事で、常務の外間清氏(55)が専務に昇任した。取締役建築本部長の新里智直氏(54)、取締役営業部長の津波古昌信氏(58)の2人が常務に昇任した。業務部長の下地辰倫氏(35)が新任の常務取締役となった。

 4月に新任した伊志嶺達朗専務(57)は再任となった。下地米蔵会長(65)、仲本靖彦社長(65)ら他の取締役も再任された。

新里智直氏
津波古昌信氏

 

下地辰倫氏
伊志嶺達朗氏