沖縄そば、テークアウトでも味わって 沖縄製粉が応援キャンペーン


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
テークアウト実施店に掲げるのぼりとポスターを紹介する沖縄製粉の竹内一郎社長(右から2人目)=2日、那覇市の琉球新報社

 新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている沖縄そば店を応援しようと、沖縄製粉(那覇市、竹内一郎社長)はテークアウト用販促物を提供したり、同社ホームページやSNSで紹介したりする「テークアウト応援キャンペーン」を実施している。沖縄そば店約50店舗にのぼりとポスターを無料提供し、テークアウト実施の周知を図る。

 沖縄そば店は観光客の減少や県民の外出自粛、店舗の臨時休業などで、一部店舗では売り上げが前年の30%台になるなど影響を受けている。テークアウトができる店もあるが、沖縄そばにテークアウトのイメージがないなど、周知が広がっていないという。

 今後、テークアウトに取り組みたい店舗への導入支援も予定している。2日に琉球新報社を訪れた竹内社長は「できることから始めて沖縄そば業界を盛り上げたい。テークアウトでそれぞれの味を自宅でも楽しんでほしい」と話した。