世界が認めた完璧な味わい 瑞泉おもろ18年古酒、IWSCは最高金賞


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「おもろ18年」の金賞受賞を報告する瑞泉酒造の佐久本学社長(中央)、製造部の伊藝壱明氏(右)、営業部の森田将人氏=9月28日、那覇市泉崎の琉球新報社

 瑞泉酒造(那覇市)の「瑞泉おもろ18年古酒」(アルコール度数39度)がこのほど、スピリッツやウイスキーの品質などを競う三つの世界大会で金賞以上を受賞した。佐久本学社長は「古酒が世界でどこまで通用するか試したかった。海外輸出をする時にも自信を持って売り込みができる」と語った。

 「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)焼酎部門」で最高金賞、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)2020」と「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)焼酎部門」で金賞に輝いた。IWSCの最高金賞は全体の2%程度しか選ばれない高レベルな賞という。洋酒の専門家などが審査し、香りや後味のバランス、滑らかさなどが高評価で「完璧な液体だ」と評価を受けた。

 瑞泉おもろ18年古酒は、18年以上の古酒をブレンドして造り、バニラやキャラメル、キノコの甘い香りが特徴。那覇市首里の瑞泉酒造やウェブサイト、土産品店で購入できる。