首里城とコロナをテーマにデッドストックユニオンが再建応援コメディー劇 30、31日沖縄市で上演


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(左から)出演者の宮川たま子さん、川田広樹さん、渡辺熱さん、三崎千香さん=9日、宜野湾市内

 【沖縄】東京の演劇ユニット「デッドストックユニオン」の初沖縄公演「民宿チャーチの熱い夜18 第1回沖縄ヒヤミカチ公演」(渡辺熱作・演出)が30、31の両日、沖縄市民小劇場あしびなーである。渡辺は「長年の夢である沖縄公演で興奮している。首里城は沖縄県民の大切なもので必ず立ち直ると信じて応援したい」と述べた。

 「民宿チャーチの―」は、首里城と新型コロナをテーマに、南の島の教会を改装した民宿で巻き起こるドタバタを描いたコメディー。先月終了した東京公演で、同ユニットの舞台に初出演した「ガレッジセール」川田広樹の熱い思いで、首里城焼失から1年の節目に沖縄開催が決まった。主演の川田は「沖縄のチムグクルを見てほしい。絶対損はさせないので来てほしい」と呼び掛けた。

 チケットは3千円(当日500円増し)。また、入場料とは別に公演を応援する返礼品付き「ヒヤミカチケット」(7千円)もある。問い合わせはデッドストックユニオン。メールアドレスはdeadstockunion.mail@gmail.com
 (喜納高宏通信員)