沖縄県内、コロナで3人死亡 新規感染は30人


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 県は16日、新型コロナウイルスに感染し入院中だった、糸満市の80代男性と豊見城市の70代男性、患者情報非公表の計3人が死亡したと発表した。県は、80代男性と70代男性について、院内感染の可能性があるとしている。県内の死亡者の累計は54人となった。同日の新規感染者は10歳未満から80代までの30人だった。新規感染が30人台となるのは2日連続。 

 16日に公表された新規感染者30人のうち、70代以上の高齢者は5人だった。14人は、県内確定患者との接触が判明しており、会食が5人、家庭内感染5人、接客業など「夜の街」が2人、知人を通じた感染が1人。1人は詳細が分かっていない。感染経路不明の「調査中」は16人だった。

 8月20日に新規感染者として発表した10歳未満の女児は抗原検査で陽性となったが、その後PCR検査で陰性が確認されたとして、感染者数から取り下げた。累計の感染者数は2855人。米軍関係の新規感染者はゼロだった。17日は保守点検のため県庁が停電となることから感染者の公表は行われない。