沖縄県のコロナ協力金 未申請事業者の再応募、知事が呼び掛け 


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県の休業要請などに応じた事業者への協力金の再応募を呼び掛ける玉城デニー知事=30日、県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は30日、県庁で会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、県が一部地域の事業者に向けて行った休業や時短営業要請に応じた事業者に支給する協力金の再応募を受け付けると発表した。対象は8月17日から9月18日の期間、休業や時短営業に応じていたのにもかかわらず、これまで申請をしていなかった事業者に限る。重複申請や既に不受理となった事業者は対象外となる。

 また玉城知事は国の家賃支援給付金の支給が遅れているとの声が県へ届いているとして、国へ早期支給を求める文書を発出するとも発表した。
 協力金の対象と金額は那覇市松山地区と宮古島市平良西里・下里地区と石垣市美崎町のキャバクラなど接待・接触を伴う事業者に20万円、那覇市の全飲食店に10万円だ。

 協力金の申請受付は11月2~30日まで。問い合わせはうちなーんちゅ応援プロジェクト事務局☎080(8594)7947か県中小企業支援課☎098(866)2343。
【琉球新報電子版】