沖縄県産和牛の美味しさ知って 県内14ホテルでフェア 観光需要の回復目指す


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 県畜産振興公社(運天修理事長)と県ホテル協会(平良朝敬会長)は1日から、県産和牛の消費促進のため、県内14ホテルで県産和牛のフェアを始めた。各ホテルが県産和牛を使ったオリジナルメニューを、お手頃価格で提供する。2021年1月31日まで。

 新型コロナウイルス感染拡大による観光客の落ち込みで、県産和牛の観光消費が落ち込んでいる。県内ホテルと連携することで、和牛の需要回復やホテルの客足増加を目指す。

 かりゆしアーバンリゾート・ナハでは、1日最大5組限定で、通常1人1万円の県産和牛「焼肉BBQ食べ放題プラン」を1人8500円(税別)で提供する。サーロイン鉄板焼きセットは6500円を5千円(税別)で提供する。運天理事長は「県民にも、県産和牛肉のおいしさや魅力を知ってもらいたい」と呼び掛けた。平良会長は「ホテルのレストランを利用いただくよい機会だ」と話した。

かりゆしアーバンリゾート・ナハのDINING暖琉満菜で提供する「県産和牛サーロイン鉄板焼きセット」
県産和牛フェアの開始に当たって記者会見を行った県畜産振興公社の運天修理事長(左から3人目)と県ホテル協会の平良朝敬会長(同2人目)ら=1日、那覇市のかりゆしアーバンリゾート・ナハ