文化・学術や伝統芸能などで功績 沖縄県が功労者10人を表彰


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県功労者表彰を受けた(後列右から)宮城驍氏、稲嶺成祚氏、安室肇氏、新城和治氏、島袋周仁氏(代理)、(前列右から)島袋光治氏、金城美枝子氏、宮城初枝氏、森川豐氏、友寄英毅氏=3日、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 沖縄県は3日、2020年度の県功労者表彰式を那覇市のパシフィックホテル沖縄で開いた。玉城デニー知事が教育や文化・学術、伝統芸能・工芸、スポーツ振興、社会福祉などの分野で功績を残した10人に表彰状を贈った。

 表彰されたのは、安室肇氏(81)=元県教育委員会教育長、稲嶺成祚氏(87)=画家、森川豐氏(91)=県文化協会顧問、島袋光晴氏(86)=琉球古典舞踊家、金城美枝子氏(79)=琉球舞踊家、宮城驍氏(85)=沖縄小林流空手道協会会長、友寄英毅氏(84)=元那覇市医師会会長、島袋周仁氏(81)=元県酒造組合連合会会長、新城和治氏(85)=元県自然環境保全審議会会長、宮城初枝氏(87)=映画「ひまわり」を成功させる沖縄同友会実行委員長。

 功労者を代表しあいさつした島袋光晴氏は「これで引退ではなく、指導に力を注ぐよう後押しされた気がする。後に続く世代が県のますますの発展に尽くされることを希望する」と、後進育成に決意を新たにした。