「コロナで悔しい思い、最高のパフォーマンスを」県高校文化祭始まる 20日まで


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「笠おどり」を披露する八重山高校郷土芸能部の生徒ら=6日、沖縄市民会館

 高校生が日頃の芸能、文化活動の成果を披露する第44回県高校総合文化祭(県高校文化連盟主催)の総合開会式が6日、沖縄市民会館で開かれた。開会式には県内28校から約650人が参加した。県内11会場で11月20日までの期間中、郷土芸能、音楽、演劇などの舞台発表や小倉百人一首、書道など15部門を開催する。今年は新型コロナウイルスの影響で囲碁・将棋、茶・華道、パレードの3部門が中止となった。

 総合開会式で那覇高2年の狩俣輝李(きらり)さん(17)が「コロナで思うように活動できず悔しい思いをしてきた。コロナに負けず作り上げてきた最高のパフォーマンスをお届けする」とあいさつした。開会式後の舞台発表では郷土芸能など8部門が演目を披露した。