沖縄でコロナ患者1人死亡 新たに30人が感染【11月9日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は8日、新型コロナウイルスに感染した糸満市の80代女性が亡くなり、新たに10歳未満から80代までの30人の陽性が確認されたと発表した。累計の死亡者は65人、感染者数は3518人となった。1日で30人以上の感染が確認されるのは2日連続。

 県によると、亡くなった女性は別の疾患で入院中の10月16日にPCR検査で陽性となり、同24日に死亡が確認された。院内感染とみられる。

 新規感染者30人の内訳は、那覇市14人、石垣市4人、豊見城市と中部保健所管内が各3人、沖縄市と南部保健所管内が各2人、浦添、宜野湾の2市が各1人。石垣市では10月にかりゆし病院の関係者の感染が相次いだが、県は「ここ数日、はっきりしない症例が続いている」として、市中感染への警戒を呼び掛けた。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は10・64人で、北海道(13・95人)に次いで全国2番目に多かった。米軍関係の感染情報は日曜日のため報告されていない。