琉舞、三線 7カ国交流 レキオス会、オンラインで催し【ボリビア】


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オンラインイベントのフィナーレでカチャーシーをする参加者ら

 10月30日の「世界のウチナーンチュの日」を祝うため、県費留学や市町村研修生などのOB・OGで構成するレキオス会(屋良さやか会長)は同月24日、オンラインイベント「いちゃりばちょーでープロジェクト」を開催した。ボリビア、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、アメリカ、日本から約70人が参加した。

 イベントはかぎやで風の映像で幕を開けた。沖縄の伝統文化に触れる機会をつくることを目的に、琉球舞踊初心者が約1カ月かけて練習を行い、海外から募集した経験者と一緒に踊る様子を上映した。

 続いてレキオス会の活動と「世界のウチナーンチュの日」制定の背景などを紹介した。沖縄国際大学の学生による、てぃんさぐぬ花と赤田首里殿内の三線演奏、うちなーぐちを使ったクイズや借り物競走、交流会も実施した。

 交流会ではグループに分かれて「それぞれの国で、ウチナーンチュの日をどのようにお祝いしているか」「ウチナーンチュと感じる時、感じた時はいつか」など、アイデンティティーに関する質問を投げ掛け、ディスカッションを行った。世界のウチナーンチュと楽しくつながりながら終始笑顔があふれ、楽しい時間を過ごして交流を深めた。

(安里玉元三奈美通信員)