広島の加計高校の2年生 チャンプルー文化の歴史学ぶ コザで修学旅行


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コザ工芸館ふんどぅで「音楽のまち」について学ぶ生徒ら=10月28日、沖縄市中央

 【沖縄】浦添市伊祖のJOCA沖縄(青年海外協力協会)で受け入れている修学旅行学習プログラムで広島県立加計高校2年生35人が10月28日、沖縄市の中心市街地でSDGs(持続可能な活動目標)や多文化共生について学んだ。
 コザ暴動やAサインバー、「白人街」と「黒人街」など八つのカテゴリーからテーマを選択した各班の生徒は、外国人経営者やセンター自治会長などの講話を聞き質疑した。
 コザ工芸館ふんどぅで多文化共生のまちづくり振興会担当者から「音楽のまち」について学んだ佐々木匠都さん(16)は「チャンプルー文化の悲しい歴史から生まれた音楽のまちで、多様な人種が仲良く住んでいることに感動した」と感想を述べた。
 終了後に沖縄商工会議所に集まった各班の生徒らは、学んだことを発表し合った。 (喜納高宏通信員)