「うねる壁面」が評価 アトリエ・門口が奨励賞 日事連建築賞


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2020年度日事連建築賞受賞作品「ZIG-ZAG HOUSE/屏風の家」(日事連提供)

 日本建築士事務所協会連合会(日事連)はこのほど、2020年度の日事連建築賞を発表した。アトリエ・門口(うるま市、門口安則社長)が設計した、那覇市内にある「ZIG―ZAG HOUSE/屏風(びょうぶ)の家」が小規模建築部門で奨励賞を受賞した。門口社長は「創造性豊かで冒険好きなクライアントに出会えたことに感謝したい」とコメントした。

 「屏風の家」は、前面道路の境界線に沿うように2・3階を覆う異型コンクリートブロックの外壁が折れ曲がり、屏風(ジグザグ)のような「うねる壁面」を創り出したことが評価された。本年度の日事連建築賞は152点の応募があり、都道府県ごとの第1次審査を経た50点から入賞作品が決まった。