沖縄県、コロナ新規感染27人 30日判明の米軍感染はハンセン52人、普天間が20人【12月2日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は1日、沖縄市と中部保健所管内の医療関係者3人や、東京都の女性1人を含む10代から90代の27人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は21・41人で全国3位。累計感染者数は4353人となった。県は、30日に発表した米軍の感染者72人の所属基地の内訳について、キャンプ・ハンセン52人、普天間飛行場20人と明らかにした。1日の米軍の新規感染者はゼロだった。

 県内の新規感染者27人のうち、接触による感染が推定されるのは12人で、職場が4人、家族関係が3人、会食飲食が1人、県外が1人、その他調査中が3人。残りの15人は経路が分からない「調査中」。

 居住地別では、浦添市が5人と最も多く、那覇市、沖縄市、中部保健所管内で各4人、宜野湾市、豊見城市、八重山保健所管内で各2人、名護市、うるま市、宮古島市、東京都で各1人だった。

 与那国町は1日、60代男性と10代女性の感染を発表した。2人は県の1日発表分に含まれる。このほか、宮古島市の接客業や浦添市の自営業、嘉手納基地従業員なども含まれる。

 11月26日と28日に感染が判明した基地従業員2人はキャンプ瑞慶覧勤務と発表した。