注意報の海でカヤックとSUP…漂流の男女を救助 宮古島海保


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機動救難士に救助される女性(宮古島海上保安部提供)

 2日午後1時55分ごろ、宮古島沖でカヤックなどに乗った2人が流されたと、同行者から宮古島海上保安部に通報があった。保安部のヘリや民間の船が救助に当たり、通報から約1時間後に救助された。2人とも命に別条はない。

 宮古島海上保安部によると、SUP(スタンドアップパドルボード)に乗っていた50代女性=神奈川県横浜市=が流され、カヤックに乗って案内していたマリンショップの50代男性=宮古島市=が救助に向かい、流された。3キロほど流された。

 当時、宮古島地方には強風・波浪注意報が発令中だった。宮古島海上保安部は「マリンレジャーを楽しむ時は常に気象や海の状況などに注意して、身の安全を第一とした自己の技量に見合った行動をしてほしい」と呼び掛けている。