「野球ができるのも医療従事者のおかげ」 浦添タイガースが遠征費を病院に寄付


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
浦添総合病院に寄付金を贈る浦添タイガースの選手ら=11月24日、同病院(提供)

 【浦添】学童軟式野球チーム・浦添タイガースの選手が11月24日、浦添総合病院を訪れ、新型コロナウイルス対策の最前線で奮闘する医療従事者のために役立ててほしいと12万3509円を寄付した。

 タイガースは浦城小学校を拠点に活動している。ことし8月に熊本県で開催される大会に派遣される予定だった。

 地域のコンビニエンスストアなどに募金箱を設置してもらい、遠征費のカンパを募っていたが、コロナ禍で大会は中止になった。そこでその遠征費を医療機関に寄付することにしたという。

 寄付金を贈呈したタイガースの坂井謙太主将(浦城小6年)は「今、大好きな野球ができるのもお医者さんや医療関係のお仕事をされている方が頑張ってくれているおかげ。後輩たちが遠征に行けるようになれたらいい」と話し、医療従事者に感謝した。