沖縄「より強いコロナ対策」検討 営業短縮や外出自粛も 玉城知事「また正念場」


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沖縄県庁

 玉城デニー沖縄県知事は10日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、事業者の営業短縮や県民の外出自粛などより強い措置を含め対応を検討すると発表した。

 玉城知事は10日午後に公務へ復帰し、対策本部会議に出席した。その後の会見で「私たちはまた正念場に立たされている。営業短縮、外出自粛など強い措置を含め対応を検討する必要に迫られている」と語った。

 11月20日に県は「新型コロナ対策の集中実施」第1弾を示し会食の場面や家庭内で感染を防ぐよう注意を呼び掛けた。玉城知事は「しかし、この期間も、感染状況は減少の傾向が見られない」と説明した。

 14日の対策本部会議までに業界団体などから意見や現状を聞き取り、週末の感染状況も含めて分析する。

 現時点では県民に対して会食の場面で感染対策を取るように求めている。今週末には市町村と連携し、感染対策が十分取られているかどうかを確認する店舗巡回キャンペーンを展開する。