コザ騒動から20日で50年を迎えるのを機に、当時の様子を撮影した写真展「コザ暴動」那覇展(主催・コザ暴動プロジェクト、沖縄アジア国際平和芸術祭実行委員会、すでぃる)が11日、那覇市泉崎の琉球新報ギャラリーで始まった。平良孝七、比嘉康雄、国吉和夫、比嘉豊光、照屋寛則の5氏の作品約60点が展示されている。
琉球新報に入社して半年だった国吉和夫さん(74)は本社デスクからの電話で飛び起き、カメラ2台とフィルムを10本持って現場に駆けつけた。「こんな取材は初めてだった。夜が明けてもゲート通りで燃えた車の煙がくすぶっていた」と当時の状況を説明した。
13日まで。午前10時~午後6時、入場無料。