釣り好きの父親の影響を受けて、釣りに夢中の小学5年の比嘉琉盛さんは11月29日、琉球朝日放送の「熱血釣り塾」の取材で東村から船を出し、生まれて初めてのグルクン釣りと泳がせ釣りに挑戦した。グルクンは恒常的に釣れたので、午後からは釣ったグルクンを餌にカンパチやアカジンを狙った。
しかし、大物のアタリがないまま帰港時間の午後3時を迎えた。最後のひと流しとなったので、いけすに残った大きめのグルクンを餌に仕掛けを下ろした比嘉君の竿(さお)がいきなり海中に突っ込んだ。必死に竿を持ち、リールを巻いた。2分後、海面には4・5キロのアカジンが浮いた。この様子は12月18日の「熱血釣り塾」で放映される。大嶺渡船(電話)090(6866)5708
チヌ釣りの名手當銘由和さんは、50センチを超えるチンシラーを何匹も釣り上げた実績がある。11月29日も泡瀬のマル秘ポイントでチンシラーを狙って、夕方の午後6時から竿を出した。釣りを開始して10分ほどでウキが消し込み、43・7センチ・1・59キロのチンシラーが釣れた。狙い通りチンシラーが釣れたが、當銘さんには大きさが納得できない。さらなる大物を狙って、仕掛けを入れるとすぐにヒット。竿が大きく曲がり、リールからラインを引き出され、50・2センチ、2・4キロの良型のチンシラーが釣れたので、午後6時半には釣りを終えた。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)