県産きのこ料理で全国へ 南部農林高2年の赤嶺柚花さん


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「全国大会出場コース」でグランプリに輝いた赤嶺柚花さん(前列中央)(県森林管理課提供)

 県農林水産部はこのほど、「県産きのこ料理コンテスト」を那覇市旭町のカエルぴあ那覇で実施した。「全国大会コース」31作品の中から、南部農林高2年の赤嶺柚花さんの作品「きのこリゾット きのこ味噌(みそ)を添えて~ふわふわソースとともに~」がグランプリを受賞した。

 赤嶺さんは来年3月開催の「きのこ料理コンクール全国大会」に派遣される。沖縄からの全国大会出場は初めて。赤嶺さんは「学校では日々花を育てており、料理でも花を表現できた。料理を認めてもらえ、とてもうれしい」と喜んだ。県民からレシピを募り、1次審査の通過者がコンテストで実演。赤嶺さんは、エノキタケや高校で製造するみそを使用して料理した。

 全国大会に向けて、仲村哲農漁村基盤統括監は「県外にも県産キノコを使ったおいしいレシピを紹介できる良い機会だ。自信を持って楽しんで頑張ってほしい」と激励した。

赤嶺柚花さんの作品「きのこリゾット きのこ味噌を添えて~ふわふわソースとともに~」(県森林管理課提供)