沖縄・伊平屋村で感染初確認 コールセンタークラスターは計20人に 新規感染は21人【12月16日朝まとめ】 


この記事を書いた人 Avatar photo 米倉 外昭
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は15日、新たに10歳未満から80代までの男女21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前日より2人多く、3日連続で20人前後を推移している。入院患者の病床占有率は75・6%で、4日ぶりに8割を切ったが、依然として県の警戒レベルで最も高い第4段階の「感染蔓延(まんえん)期」(70%超)にある。また、伊平屋村では14日までに2人の感染が確認された。同村での感染は初。

 市町村別の内訳は那覇市9人、中部保健所管内3人、名護市と沖縄市が各2人、豊見城市、糸満市、宮古島市、北部保健所管内、南部保健所管内が各1人。

 14日発表の男性1人に関して、県内37例目のクラスター(感染者集団)となった那覇市内のコールセンターに関連する感染者だったことも判明。コールセンターに絡む感染者は計20人となった。

 今月10日に県が発表した宜野湾市の女性1人については、その後のPCR検査で陰性が判明し「偽陽性」だったとして、感染者リストから取り下げた。15日の発表を含め、累計の感染者数は4844人となった。県に報告された米軍関係の感染者数はゼロだった。

 伊平屋村は12日、村内で女性1人の感染が確認されたと発表した。14日も女性1人の感染が確認された。