プロ野球の今季のタイトル獲得者を表彰するNPBアワーズが17日行われ、最優秀新人(新人王)にパ・リーグから西武の平良海馬投手(21)=八重山商工高出=が選出された。県勢のプロ野球新人王選出は初めて。
平良投手は2017年のドラフトで西武から4位指名を受けて18年に入団。
3年目の今季は、抑え投手につなぐセットアッパーとして、リーグ最多に並ぶ54試合に登板。1勝0敗1セーブで防御率1.87。ソフトバンクのモイネロ投手の最多38ホールドに次ぎ、リーグ2位の33ホールドを記録。無敗で抜群の成績を残した。
7月の楽天戦で日本選手では6人目となる球速160キロをマークした。開幕から10試合連続で無安打無失点を続けるなど、救援として存在感を示した。