【名護】新型コロナウイルスの影響で多くの科学イベントが中止になる中、名護市豊原の国際海洋環境情報センター(GODAC)は、深海をテーマとした学習工作キットを敷地内で無料配布している=写真。ドライブスルー方式でキットを受け取ることができ、家族で工作を楽しみながら学習できる。配布は27日まで。
工作は紙を巻くなどの技法「クイリング」を用い、深海生物などを表現する。光る生物「カブトクラゲ」や赤い色の生物「ホンフサアンコウ」など4種類。生態などが書かれた解説書が添付されており、深海生物や海底の地形などについて学習できる。
GODAC管理課の比嘉直人事務主任は「年末年始で時間のある時に、深海に思いをはせてほしい」と期待した。午前9時半から午後5時まで毎日実施し、キットは200セット用意されている。詳細はhttp://www.godac.jp/godac_online/drivethru.html。