宮古島市長選 新人・座喜味一幸氏が政策発表 市民所得の向上を強調 


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市長選に向けた政策を発表する座喜味一幸氏=19日午後、宮古島市平良の選挙事務所

 【宮古島】来年1月17日投開票の宮古島市長選に出馬する、無所属新人で前県議の座喜味一幸氏(71)が19日、市平良の選挙事務所で市長選に向けた基本政策を発表した。座喜味氏は「市政を刷新し、市民に開かれた行政を実現する」と訴え、産業振興や新型コロナ対策、教育、福祉など10項目の重点施策を掲げた。

 座喜味氏は「県内41市町村で32位と低迷する市民所得を10%向上させる」と強調した。陸上自衛隊弾薬庫建設への対応については、知事と連携し国に説明を求めていくとした。

 産業振興については、農水産業振興会を設置して6次産業化の強化を図るとした。県内外への輸送費支援や担い手育成プロジェクト立ち上げも挙げた。

 新型コロナ対策については、県外からの観光客に入島3日以内のPCR検査陰性証明提出を求め、水際対策を徹底するとした。教育、子育て支援については、児童・生徒の県外大会派遣費や低所得者への教材費補助、子育て包括支援センター設置などを掲げた。