名護署は22日、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で警備活動に当たっていた30代男性機動隊員の右肩を殴ったとして、いずれも自称那覇市大道の無職の女性を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。同署によると、女性は「トントンとたたいた程度で殴ってはいない」と容疑を一部否認しているという。
目撃者によると抗議中に女性がバランスを崩して、倒れかかった際に機動隊の肩に手が当たり、拘束されたという。女性が逮捕されたことを受け、市民ら約20人は名護署前で抗議集会を開いた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「警察は権力をのさばらせている」と批判した。