元プロ野球選手が楽しく指導 キャッチボールや守備の基本を伝授 児童240人が参加


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子どもたちのバッティング練習を見守る斉藤和巳氏=20日、嘉手納町スポーツドーム

 元ソフトバンク投手の斉藤和巳氏や県出身の元プロ野球選手らが講師を務める少年野球教室が20日、嘉手納町スポーツドームで開かれた。同町と読谷村から少年野球10チームの選手約240人が、午前と午後の部に分かれて参加し、技術を楽しく学んでいた。(1月10日付「りゅうPON!」で特集)

 斉藤氏がことし始めた取り組み「斉藤和巳ベースボールアカデミー九州」の第1回教室。斉藤氏のほか、新垣渚氏(元ソフトバンク、ヤクルト)、大野倫氏(元巨人、ソフトバンク)、大城祐二氏(元阪神、ソフトバンク)、元ヤクルトで琉球ブルーオーシャンズ所属の比屋根渉選手が講師を務めた。斉藤氏は「失敗は恥ずかしいことではない。失敗から学んでいってほしい」と呼び掛けた。

 子どもたちはキャッチボール、内野守備、外野守備、バッティングの基本をそれぞれ教わった。新垣氏は「キャッチボールは毎回同じフォームで投げ続ける意識を持って」とアドバイスしていた。

 最後はチーム対抗リレーで盛り上がり、閉会式で古堅南クラブの幸喜柚樹主将が「学んだことを生かしてレベルアップしていきたい」と述べた。