新年あいさつは「電話やメール、年賀状で」 那覇市医師会が感染拡大防止の徹底呼び掛け 


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感染拡大防止策の徹底を求める那覇市医師会の(右から)玉井修副会長、山城千秋会長、友利博朗副会長、玉城研太朗理事=23日、県庁記者クラブ

 新型コロナウイルス感染拡大による年末年始の医療崩壊を防ごうと、那覇市医師会(山城千秋会長)は23日、県庁記者クラブで会見を開き、不要不急の外出自粛や新年のあいさつを電話やメールで行うことなど、5項目の感染拡大防止策の徹底を市民・県民に呼び掛けた。

 山城会長は会見で「県内の新型コロナウイルスの新規感染者は減少する傾向にあるが、まだ油断を許さない状況が続いている。最前線で戦う医療者を守るためにも市民県民一人一人の行動がとても重要だ」と述べた。

 その上で(1)不要不急の外出自粛(2)常にマスク着用・手指消毒・喚起を行う(3)3密の回避(4)会食は少人数で2時間以内、感染対策が整った店を選ぶ(5)新年のあいさつは電話やメール、年賀状などで行い訪問はなるべく遠慮する―の5項目を求めた。

 同医師会の玉井修副会長は「世界を取り巻くコロナ禍の中、私たちはもう一度心の団結を高める必要がある」と語った。