【浦添】夏、秋のどちらに開催するかを巡り「模擬住民投票」を実施していた浦添てだこまつりは投票の結果、「秋開催」が66.0%(7026票)で、「夏開催」の25.9%(2750票)を大きく上回り、2021年以降も秋に開催することが決まった。
てだこまつり実行委員会が23日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで総会を開き、承認された。「秋は涼しい」「夏は熱中症が心配」とする秋派が夏派の約2.5倍の票を集め、大差で“勝利”した。
てだこまつりは長らく夏に開催されていたが、18年から秋に変更された。実行委員会によると、涼しい秋を歓迎する市民がいる一方、夏に親しんできた市民からは「戻してほしい」との意見も根強かったという。
投票は10月1日から11月20日まで、インターネットとはがきで受け付け、投票総数は1万640票だった。21年のてだこまつりは10月30、31日に開催予定。今年は新型コロナウイルスの影響で中止した。