
年末年始も新型コロナウイルス感染症の対応に追われる医療関係者にエールを送ろうと、那覇市の壺川市営住宅の壁面に感謝のメッセージを込めたプロジェクションマッピングが映し出されている。昨年大みそか夜に始まり、1月3日まで。
那覇市から壺川市営住宅の外壁塗装工事を受注している米正建設(同市)JVが考案。国場川を挟んで150メートル離れた奥武山公園側にプロジェクターを設置し、医療従事者に「多くのご心労もあるかと思いますが支え合って耐え抜きましょう」「今は感染予防に努めます」などと感謝の思いをつづった。
米正建設の米盛友也さん(48)は「以前からやりたいと思っていたが、なかなか行動に移せなかった。医療従事者に感謝し、コロナが収束する年になってほしい」と語った。
2日、3日は午後7時~10時の間映し出される。同社は沖縄市や南城市で受注した工事でもプロジェクションマッピングを予定しているという。
