沖縄で新たに12人感染 10~90代 県、警戒継続訴え【1月3日朝まとめ】


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は2日、10代から90代の男女12人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の新規感染者は48人だったため、1日までは4日連続で40人を超えていた。10人台の感染者数は昨年12月17日以来となった。県は元日で検査数が少なかったことが要因で、感染が抑制されたわけではないとして、引き続き警戒を求めている。 

 2日の新規感染者12人のうち、6人が接触による感染と推定され、内訳は家庭内3人、知人・友人2人、会食・飲食1人だった。ほか6人は調査中となっている。行政検査は127件で陽性者はゼロだった。保険診療で12人の陽性が判明した。

 地域別では那覇市で4人、中部保健所管内で3人、宮古島市で2人、浦添市と豊見城市、県外でいずれも1人だった。

 過去の感染者のうち、12月29日に発表された1人が偽陽性だったことが分かり、感染者一覧から除外された。累計感染者数は5424人となった。
 
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は19.15人で全国12位。

  県によると、米軍関係者の感染はゼロだった。