【うるま】うるま市石川の闘牛ショップ「usi-no-sima(ウシノシマ)」は、闘牛大会があるたび大忙しだ。関連グッズを販売しているが、大会出場者から、闘牛が羽織るガウンや勢子(せこ)が着る法被などの注文が入る。特に忙しいのは年末で、正月三が日に行われる大会に合わせ、注文が殺到する。
そのほかTシャツや鉢巻き、ステッカーなどの商品も販売している。店内には大きな牛の頭部の模型が飾られている。県外観光客や物珍しそうに訪れる外国人も多いという。店長は鹿児島県徳之島出身の保村昌樹さん(38)。22歳で沖縄に移住し、2015年からうるま市石川で闘牛ショップを経営している。丑(うし)年を迎え、保村さんは「いろんな人に闘牛文化を知ってもらう年になると良い。大会に出場するための闘牛を飼育したい」と語った。
(砂川博範)