日雇い労働者や生活困窮者らの年末年始の生活を支援しようと、沖縄・首里日雇労働組合(沖日労)は昨年12月31日から1月2日までの3日間、那覇市の与儀公園で炊き出しをし、カイロや衣類などを提供した。連日80~100食分の弁当や飲料、夜食などが振る舞われ、中には新型コロナウイルスの影響で雇い止めにあった人らの姿もあった。
炊き出しの費用はカンパから捻出し、衣類も取り組みに賛同する人らからの提供を受けた。取り組みを続ける沖日労の男性(65)は「コロナの影響で仕事はますます減っている。自助や共助で努力しても厳しく、社会保障制度も含めた公助が必要だ」と強調した。