ペルー、9年ぶり紅白歌合戦 日系人協主催 ネット中継、世界で視聴


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沖縄から出場してみだれ髪を熱唱する、ペルー生まれの沖縄県系3世の長嶺ルーシーさん

 ペルー日系人協会が主催し、ペルー日系婦人会と日系人歌手協会が協力して、ペルー紅白歌合戦2020が12月19日、バーチャル形式で開催された。

 ペルー日系人協会のフェイスブックとユーチューブを通して中継され、世界各国から約千人以上が視聴した。コメント欄で視聴者投票が行われ、応援のコメントも多く寄せられた。

 ペルーで紅白歌合戦が開かれるのは9年ぶり。沖縄県系人らも多く出場し、沖縄やアメリカに住む県系人も出場した。結果は白組が優勝を飾った。

 紅組は全14組が出場した。小橋川キクさんがキャプテンを務め、大城ナルミさん、内間ミドリさん、又吉ミユキさん、運天チャロさんら県系人のほか、沖縄からは県内在住の長嶺ルーシーさん、荒木メリッサさん、アメリカから謝敷デニッセさんが参加した。転がる石、道頓堀人情、ハナミズキ、みだれ髪、CAN YOU CELEBRATE?、366日などの歌が披露された。

 白組は全14組が出場した。土佐ビクトルさんがキャプテンを務め、儀武フアン・カルロスさん、大城セサルさん、大城ヨシさん、比嘉ヨシさん、東恩納ノリさん、アルテタ宮城ロナルドさん、ケサダ宮城カルロスさん、与那嶺グスタボさんら県系人のほか、沖縄からは県内在住のアルベルト城間さん、アメリカからは安座間ジョンさんが出場した。都風、星影のワルツ、望郷じょんから、男の大祭り、ダイナミック琉球などが歌われた。

(安里玉元三奈美通信員)