南風原産、ウェブ販売 「市場」にずらり170商品


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「沖縄はえばるふるさと市場」をPRする南風原商工会の会員ら=12月25日、南風原町商工会

 【南風原】南風原町商工会(金城宏孝会長)は4日、琉球絣(かすり)や南風原花織など、町内事業者が製造する商品などをウェブサイトで販売する「沖縄はえばるふるさと市場」を開設した。12月25日、町商工会で関係者らが記者会見を開き、ウェブサイトをPRした。

 「沖縄はえばるふるさと市場」は町内事業者であるIT通信(髙橋庸正社長)の協力を得て開設。町商工会が運営する。商工会加盟の各事業所の商品をウェブサイトで販売することで、町の経済活性化や収益力の強化、商品開発力の拡充を図る。

 琉球絣で作られたネクタイやショール、帯などのほか、泡盛やスターフルーツなど現時点で約170商品が並ぶ。金城学事務局長は「10月からプレオープンしているが、購入者がどんどん増えている。今後も商品を増やしていく」と語った。

 琉球絣事業協同組合の宮城竹子副理事長は「コロナ禍では物産展が相次いで中止になったので、インターネットでの販売は大きい。全国や世界に琉球絣の価値を伝えることができる」と期待した。

 「沖縄はえばるふるさと市場」のホームページはhttps://haebaru.okifuru.shop/。