沖縄県内で発生したクラスターは計86件 4割は非公表、個人情報を配慮


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は7日、県内でこれまで発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が、非公表分を含めて86件あると明らかにした。これまで県が公表したクラスターはそのうち49件だった。

 県は非公表分についても、今後まとめて発表する方針という。

 非公表とした判断について、県の糸数公保健衛生統括監はクラスターと確認できた段階で感染が広がる可能性が低くなっていたり、公表で家族や子どものプライバシー特定につながったりする場合があることを挙げた。「リアルタイムで発表する必要があるものは公表する流れになっている」と説明して「隠す意図はない」と述べた。

 86件のうち、非公表のクラスターは7月23日以降に36件ある。公表済みが49件で、残り1件は、公表する可能性があった調査中の事例だという。

 県は国の基準に沿って、1カ所で同一経路の感染者が5人以上出た場合にクラスターと認定している。

 非公表分のクラスターの存在は、玉城デニー知事が6日の記者会見で言及した。