台湾の中華航空は19日から2月末まで、台北と那覇空港間の貨物便を週2便で定期運航する。火曜と金曜にそれぞれ1便を就航させ、旅客機を使って貨物のみを運ぶ。
同社は昨年12月25日に276日ぶりに那覇空港との間で臨時貨物便を運航し、約2800キロの貨物を台北に輸送した。新型コロナウイルスの影響で沖縄に就航していた海外路線が3月に全て運休して以来、海外の航空会社による運航は初めてだった。
現在、中華航空の貨物便は那覇空港の唯一の海外路線でもある。沖縄支店の魏麟孫(ウェイリンシュン)支店長は「外国人観光客が沖縄を訪れない代わりに、県産品を海外へ輸出し、消費量の増加に協力したい」と述べ、同貨物便の利用も呼び掛けた。