サンレレ “紅芋”色に マチダヤ新商品 読谷キャラとコラボ 新PR担当にエルビス比嘉さん


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読谷からサンレレを世界にPRすることを確認した(左から)町田宗男さん、アルベルト城間さん、石嶺伝実村長、エルビス比嘉さん、よみとん=12月7日、読谷村役場

 【読谷】三線とウクレレを融合した沖縄生まれの楽器「サンレレ」を開発・販売している三線工房マチダヤ(町田宗朝社長、読谷村高志保)がこのほど、読谷村のパワーアップキャラクター「よみとん」とコラボし、新商品を開発した。また、サンレレの魅力を全世界に発信すべく、新たにPRキャラクターに「エルビス比嘉」が就任したことも発表した。同工房の町田宗男取締役やサンレレの発案者のアルベルト城間さん、エルビス比嘉さんがこのほど、村役場に石嶺伝実村長を訪ね、「読谷から世界にサンレレを」とPRした。

 サンレレはアルベルト城間さんの「こんな楽器があったらいいな」という提案がきっかけで、2009年に完成した。その魅力をより広く知ってもらおうと、2020年には8月30日を「サンレレの日」に制定している。

三線工房マチダヤがよみとんとコラボした新商品のサンレレ(マチダヤ提供)

 エルビス比嘉さんは昨年10月30日、ディアマンテスの代表曲「片手に三線を」をアレンジした「片手にサンレレを」でCDデビューした。村役場ではアルベルト城間さんと即興で演奏し、軽やかな音色と歌声で石嶺村長らを魅了した。

 エルビス比嘉さんは「一人一人のプレースタイルが見つけやすいのがサンレレの魅力。一度手にしたら、はまりますよ」と太鼓判を押した。

 石嶺村長も「実際に触れてみて興味が湧いた。ぜひ読谷からサンレレを広く発信していこう」と話した。