糸数城跡に多彩な音色、心と体癒やす 野外イベント「サウンドスケープ」


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
城壁の下で滑らかなバイオリンの音色を聴かせる金城由希子=12月12日、南城市玉城糸数の糸数城跡

 【南城】アートイニシアチブオキナワ実行委員会(AIO、スプリー・ティトゥス代表)が主催する野外イベント「サウンドスケープ沖縄~耳を澄まし、自然に溶け込む~」が12月12、13日の2日間、南城市玉城にある糸数城跡であった。県内外で活躍する11組のアーティストが糸数城跡に集まり、多彩な音楽を聴かせた。訪れた人は鳥の鳴き声や城壁から吹き抜ける心地よい風を感じながら、クラシックやジャズ、フィーリングサウンドなど、さまざまな音色を聴いて心と体を癒やしていた。

しっとりと深みのある音色で無伴奏チェロを演奏する上原玲未

 当初は5、6の両日の開催を予定していたが、雨天のため1週間延期した。出演は金城由希子(バイオリン)、上原玲未(チェロ)、金城まみ子(フルート)、大城明子(オーボエ)、新垣睦美(歌三線)、JUJUMO、加納由美(クリスタルボウル)、石原岳(エレキギター)、古謝麻耶子(アフリカ楽器)、犬塚拓一郎(鍵盤ハーモニカ)、平良むつ子(マリンバ)。