県教員採用試験で選択問題に誤り 不合格判定だった1人が2次試験の追試へ


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沖縄県庁(資料写真)

 沖縄県教育庁学校人事課は15日、昨年7月12日に実施した県教員候補者選考第1次試験「中・高校家庭」の専門試験で、解答の選択肢に正答がない問題が1問あったと発表した。全員正答とする措置を取って再採点した結果、不合格となっていた受験者1人が合格ラインを越えたため、この受験生に対して2次試験の追試験を実施する。

 同課によると、誤りがあったのは住宅性能表示制度に関する問題。2016年4月に制度改正があったが、旧制度を根拠にした選択肢を正答に設定していた。外部からの指摘で誤りが判明したという。

 金城弘昌教育長は「受験者および関係者に多大な迷惑を掛けたことを心よりおわび申し上げる」とのコメントを発表した。