政治
宮古島市長選1・17

<カチャーシーで喜び>宮古島市長選 初当選の座喜味さん「市民のための市政を実現」

当確の報に支持者らとカチャーシーを踊って喜ぶ座喜味一幸さん(中央)=17日午後10時50分ごろ、宮古島市平良の選挙事務所(大城直也撮影)

 【宮古島】17日に投開票された宮古島市長選挙は、無所属新人の座喜味一幸さん(71)が無所属現職の下地敏彦さん(75)を2782票差で破り初当選した。「市政刷新」を掲げて勝利した座喜味さんは、島の未来を背負う新たなリーダーとして「市民に開かれた行政を必ず実現する」と決意を示した。

 午後10時40分、地元テレビが「当選確実」を伝えると、宮古島市平良の座喜味一幸さんの選挙事務所に支持者の歓喜の声が響き渡った。別室で結果を見守っていた座喜味さんが事務所に到着すると、支持者らは割れんばかりの拍手と指笛で迎え入れた。万歳三唱で喜びを爆発させた座喜味さんは「市民の勝利だ。市民のための市政を実現する」と力強く誓った。

 保守系県議として3期12年、島の発展に尽力した。2020年6月の県議選で落選し、表舞台から「引退」するつもりだった。だが、県議時代は対立してきた玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力や、長年の支持者が一つとなり「市政を変えるために立ってほしい」と嘆願された。「育ててくれた島への、最後の奉公だ。新しい時代の幕開けをするのが使命だ」と決意した。

 強固な保守地盤の宮古島市で、3期12年の実績を持つ現職が相手の厳しい選挙戦だった。連日、市内各地を遊説で練り歩き、常に「市民が主役だ」と繰り返した。「頑張って」と手を振られるたびに「自分は市民の声の代弁者だ」との思いを込めて、拍手で返した。「刷新」を繰り返しているだけだとの、相手陣営からの批判にも「平等な市政という当たり前に戻すということだ」と真っ向から反論した。

 「イッコーさん」の愛称で呼ばれ、親しみやすく明るい人柄が年代・性別を問わず支持を広げた。会心の勝利に酔う支持者とグータッチを交わした座喜味さんは「市民の力を結集すれば必ず勝つと信じていた」と白い歯をのぞかせた。


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