ボリビア沖縄県人会の新年会が9日、オンラインで行われた。オキナワ移住地やサンタクルス市、ラパス市に住む県系人のほか、隣国ブラジルや日本からも参加し、画面上で新たな年を祝った。
比嘉徹会長はウチナーグチで年頭のあいさつを述べ、うし年を迎えた会員にお祝いの言葉を伝えた。新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年は不自由な生活と不安な日々を経験したことを指摘。「健康第一で命どぅ宝をモットーに、普段から抵抗力を上げる適度な運動をこなし、バランスのよい食事をいただこう。予防接種が受けられるまで、ウチナーンチュ魂全開でちばりましょう。気持ちも思いも新たにリベンジとチャレンジの新年にしよう」と呼び掛けた。
続いて、オキナワ第一地域の親川ウーゴ地域長、サンタクルス市沖縄県人会の玉城ハイメ会長が新年のあいさつを述べ、今年成人を迎える青年や高齢者からも祝いの言葉が寄せられた。
あいさつの合間には、かぎやで風、御縁節、揚作田節、良い正月やいびんやー、安里屋ゆんた、佐敷小按司、鳩間節、てぃんさぐぬ花など、琉球舞踊や三線、沖縄民謡、沖縄の民話の映像を楽しんだ。
(安里玉元三奈美通信員)