那覇商店街「コロナ支援手厚く」、城間市長「知恵出し復活手だて考えたい」


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那覇市国際通り商店街振興組合連合会の石坂彰啓事務局長(左端)から話を聞く城間幹子市長(左から3人目)=20日、那覇市牧志のてんぶす那覇前

 城間幹子那覇市長は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている中心商店街を視察した。商店街関係者は苦境を訴え、さらなる支援策を求めた。城間市長は「互いに知恵を出し、復活の手だてを考えたい」と応じた。

 第一牧志公設市場の粟国智光組合長は「国、県、市で連携して家賃などの重い負担を軽減してほしい」と語った。那覇市中心商店街連合会の上原正敏会長は「(イベントなどで)人を呼ぶのも難しい。何をしたらいいのか」と表情を曇らせた。商店街によるコロナ対策に助成する、市の事業などを「手厚くしてほしい」と求めた。

 那覇市国際通り商店街振興組合連合会の石坂彰啓事務局長は、かつて国際通りにあった「アーニーパイル国際劇場」をインターネット上で復活させ、芸能の発信拠点とする計画などを説明し「新しい事業形態を確立するための支援をお願いしたい」と話した。