架空キャラクターがインターネット上で活動する「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」で、中城村公認のバーチャル観光大使・琉花(るか)さんのツイッター投稿が物議を醸している。
Vチューバーの間で自己PRのために流行していた、ハッシュタグ「#私の容姿が性癖に刺さる人に届いてほしい」と共に琉花さんのイラスト写真が投稿され、投稿を見た人から疑問の声が相次いでいる。
問題の投稿は20日にあり、ツイッターでは「村は性的に女性を消費し搾取する表現を『公認』するのか」「内容が中城に合っているかどうかチェックが必要だ」などの指摘があった。琉花さんが性的な意味を含む言葉を用いたり、中城と関係のない発信をしたりすることを問題視する声もあった。
琉花さんの活動は昨年12月から始まり、村が東京都の民間業者に委託している。村は「委託先に誤解を生む表現は避けるよう指示していたところ、チェック機能が十分ではなく、指摘の事態が発生した」とし、再び委託先に指示した。琉花さんは22日夜、投稿について謝罪し削除した。
スマートフォンアドバイザー「モバイルプリンス」こと島袋コウさんは「公式発信としては正確性や安定性が大事だ」と強調した。