J2岡山、沖縄キャンプ入り 上門と徳元、地元ではつらつ


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ランニングで汗を流す県出身の上門知樹(左から3人目)と徳元悠平(同4人目)=23日(大城直也撮影)

 サッカーJ2のファジアーノ岡山が23日、沖縄県内でキャンプ入りした。FW上門知樹(与勝高出)とDF徳元悠平(那覇西高―城西国際大出)が元気な姿を見せた。上門は「地元でキャンプできるのは幸せだ」、徳元は「慣れ親しんだ環境でできるのはアドバンテージだ。いい体づくりができる」とそれぞれ初日を振り返った。

 練習は午後3時半から約2時間行い、全30選手が参加した。元FC琉球のDF増谷幸祐はけがで別メニューをこなした。初日は距離を一定に保ちながらパス回しする練習などに力を入れ、守備から試合を組み立てるチームの特徴が表れていた。

 徳元は味方への声掛けや笑顔が目立ち、ミスすると叫ぶなどプレーごとに感情を込めていた。昨季チーム最多7得点のエース、上門もリラックスした様子だった。練習後はそれぞれ自主練習を行い、岡山2年目でともにチームに溶け込んでいた。

 琉球時代と同じ背番号14に戻した上門は「14得点以上取りたい」、徳元は「優勝しか考えていないし、それをチームにも浸透させたい」と抱負を語った。