沖縄県、クルーズ船の受け入れ再開に向けコロナ対策など協議


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 県は18日、那覇市で港湾関係者や医療関係者らを招いて県クルーズ船受け入れ全体協議会の初会合を開き、国内のクルーズ船の受け入れ再開に向け、受け入れ判断の基準や船内で新型コロナウイルスの感染者が発生した場合の対応を協議した。現時点で国内クルーズ船の受け入れ再開の見通しは立っていないが、3月にかけて各地で地域協議会を開き、受け入れ態勢を構築する。受け入れ再開時には、地域協議会が受け入れの可否を判断する。

 港湾管理者がクルーズ船社が講じる船内での感染症対策を事前に確認し、港湾への受け入れを判断する。

 クルーズ船の航行中や寄港中に感染者を確認した場合は、船社が保健所に連絡し、県新型コロナウイルス感染症対策本部総括情報部などが医療提供体制に応じて感染者の受け入れを判断する。